事業理念

事業理念

 

データ分析 の力で、
日本社会の 閉塞感 を打ち 破る!
 

経済的な成長を実感できないことが、日本社会の閉塞感の大きな要因だと、ボクは考えた

日本社会の閉塞感。どうにかならないものか。底知れぬ閉塞感を感じているのは、私だけではないはずだ。

日本人の心が貧しくなったのか。経済成長を実感できないからなのか。少なくとも、明るい未来がパッと目の前に広がる、明るい希望のような感覚が、あまり多く感じられない。

確かに、日本人の幸福感は他国に比べ低いと言う。2017年に国連が発表した幸福度ランキングで、日本はG7と言われる先進7か国(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)で最下位の51位。上位には、北欧を中心にヨーロッパが占める。G7では、カナダが7位、アメリカが14位、ドイツが16位など。

GDPも、20年前からほとんど成長していない。先進7か国で最も成長していないのが日本。1996年から2016年の20年間かけて1.02倍でしかない。ほとんど成長していないというか、まったく成長していないと言っても過言ではない。経済的にも成長を実感できないのもあたり前だ。

とは言え、多くの国に比べ、日本は経済的に恵まれている。経済的な豊かさよりも、心の豊かさが重要だという人もいる。心を磨くべきだと説く人もいる。この豊かさを他者と分かち合え、という人もいる。考え方次第だという人もいる。経済的に恵まれていない国に、もっと支援すべきだという人もいる。確かに正しい。どう考えても正しい。本当に正しいのだが、この閉塞感の中、経済的にどんどん凋落した場合、日本という国に明るい未来はあるのだろうか。

現在と異なり、高度経済成長期やバブル期など、日本経済が飛躍した時代あった。もっと日本人は明るく前向きで、そして希望に溢れていた。高度経済成長期を嬉しそうに語る私の父親を見て本当にそう思う。自信と希望に満ち溢れていたことがうかがい知れる。バブル期に、私が子供だった。暗いイメージは全くない。日本経済が、世界経済をけん引する時代とさえ思えた。

要するに、「気は持ちよう」といった精神論だけではなく、目に見える経済的発展という「実利」が必要だ。もちろん、目に見える「実利」があっても、「精神的に豊か」でないと本当の閉塞感は打ち破れない。

その精神的・経済的な閉塞感を打ち破るカギとして、IT化というものがあった。ITバブルという言葉すらあった。世界的なITベンチャー企業が、世界経済をけん引する時代となった。

ここ20年、日本国内では大幅に企業によるIT投資額は大幅に増え、副産物して大量のデータが生まれた。しかし、GDPはデータほぼ横ばいで、ほとんど経済成長していない。IT化とは何だったのか。単なる無駄使いか。

実際は、社会を大きく変えた。インターネットが当たり前になり、誰もが小型コンピュータであるスマホを持ち歩いている。タブレットを持ち歩き、好きな時間に好きな場所で、学びたいことをe-Learingで学び、好きな映画をHuluなどで見たりする。大きく社会は変わった。

GDPは伸びていない。閉塞感のカギの一つが私はそこにあると信じている。つまり、経済的な成長を実感できないことが、日本社会の閉塞感の大きな要因ということだ。

その閉塞感を打ち破るカギの一つが、IT化の副産物として生み出された「データの活用」にある。

だからこそ、世間ではビッグデータだのデータサイエンスだの統計だの機械学習だのIoTだのAIだのと騒いでいるのであろう。日本の場合、米国が騒いでいるから、騒いでいるという面はある。少なくとも、ここ20年間でGDPを伸長させた米国は、そのように考えている。

日本社会の閉塞感を打ち破るたけに、私ができることは何だろうか

日本社会の閉塞感を打ち破るために、少なくとも、私ができることは「データ分析」しかない。私が約20年間やってきたことだ。実は、どうすればデータ分析で、日本社会の閉塞感を打ち破れば良いのかは分かっている。

データ分析には3つの力がある。

  • 過去を見る力
  • 未来を見る力
  • 今すべきことを見る力

データ分析で、過去をしっかり見ることで、過去の出来事に対し必要以上に引きずられなくなる。データ分析で、未来の見通しを立てることで、未来に対し必要以上に憂えなくなる。そうなると、結果的に、今すべきことに集中できる。

つまり、過去に引っ張られず未来を憂えず今に集中する力が、データ分析にある。この力が、日本社会の閉塞感を打ち破る力になる。

例えば、部署全体の業績が思わしくないとき。思い付きでその要因を考えたりする。思い付きなので、当たるときもあれば当たらないときもある。

一番厄介なのは、過去の経験から来る思い付き。なぜ厄介かというと、もっともらしいからだ。過去の実体験を語るので、話の筋が通っている。「なるほど」と、頷ける点も多い。しかし、それは思い付きに過ぎず、何ら根拠がない。語り手である人が、その過去の経験という思い出をどう解釈したかの影響される。過去に引っ張られている。

そのあたりが、データから見いだせると、必要以上に過去に引っ張られることなく、思い付きの要因に惑わされることもなくなるであろう。

未来は不透明だ。確実にどうなるかは、預言者でもない限り誰も読めない。読めないので、楽観的になることも悲観的になることもできる。未来を憂えたいと思えば、いくらでも憂えることができるのが未来である。しかし、楽観的に考えればよいというわけにもいかない。

理想は、必要以上に悲観的になり未来を憂えず、楽観的になれるほどの根拠があることだ。データは過去の産物だが、過去のためのものではない。未来を見通すことにも使える。データを使うことで、必要以上に悲観的になり未来を憂えず、楽観的になれるほどの根拠を作ることが可能だ。

要するに、データを上手く使うことで、必要以上に過去に引きずられず未来を憂えず、今すべきことに集中することができる。

ボクは、売上分析で閉塞感に風穴を開けることに決めました

データ分析にも色々ある。売上分析もあれば、工場のセンサーデータの分析、通信機器のログの解析、人事系のデータ分析、医療系のデータ分析など色々ある。

ボクは、売上分析で貢献することに決めた。

売上分析系のデータ分析は、私自身一番長くやっていて実績もある。企業にとって収益に対し即効性がある。さらに、まだまだデータ分析の余地があり、企業規模も関係なくできる。特に、規模の小さな企業ほどまともにやっていない。

そして、コストカットだの利益率だの言われても、結局のところ売上が拡大する方が、企業全体は活気づくし、その従業員のモチベーションも上がる。非常に分かりやすい。この分かりやすさが、今一番必要なはずだ。

しかし、IT投資を積極的に実施した企業の多くが、副産物として生まれたデータを上手く活かせていない。ただIT化され見える化され、ただそれだけだ。データは集めただけでは何も起きない。集計し見える化しても、何かが見えただけで何も起きない。では、何が必要のか。

そのためには、データを「どこ」で活躍させるのか? と「どのように活かす」のか? が分からないといけない。

  • データの「活躍の場」
  • データの「活かし方」

データも人と同じである。「活躍の場」と「活かし方」が明確なほうが良い。そうすると、コンピュータやデータベースの中で眠っていたデータが輝きだす。企業内にあるデータを輝かせることで、この閉塞感に風穴を開ける。

ボクが描く、夢物語

企業内にそれとなく溜まっている売上系のデータを輝かせることで、営業やマーケターの無駄な仕事が減り効率化され、営業生産性と販促効率が高くなり、企業が活き活きし、日本社会の閉塞感が減るはずだ。

言い換えると、売上という「実利」に実感を感じることで、企業全体が活気づき、社員ひとりひとりの活力も活気づき、その家庭も活気づき、社会全体が活気づき、日本社会の閉塞感が減る。売上という「実利」を上げることで、仕事の達成感だけでなく、給料として一人一人の賃金アップが実現し、消費も増え経済が活発化する。家庭の懐とともに、お父さん・お母さんが活気づくことで、子供によりよい教育が、金銭的にも質的にも提供でき、明るい未来の兆しが見え続ける。

そして、停滞していたGDPも成長し始め、生産性の高くなり労働人口の問題や高齢化問題も、気にならなくなるぐらい景気が良くなる。

もちろん、たかだか売上分析だけで達成するわけではないが、私は、売上分析を通して、データを輝かせ、日本社会の閉塞感を1mmでも動かせると信じている。

データは、どんなに小さな企業の中にも溜まっている。データ分析は大企業のだけものではない。例えば、売上明細データ(企業間の受発注の取引データ、納品書、発注書など)は、どのような企業にもあるはずだ。会計処理だけに使うのはもったいない。もっと、売上拡大に役立てることができる。

多くのデータが、コンピュータやデータベースの中に、その価値を見出されず眠っている。データに活躍の場をもっと輝かせ、データを宝に変えるかどうかは、あなた次第です。あなたの会社と日本経済に明るい兆しを与えるため、さぁ、データ活用を始めましょう。