ジョン・スチュアート・ミルの著書『論理学体系』の中に、因果関係の問題を解明するための5つの方法論があります。 その中で、簡単で知っていて損のないのが、「一致法」と「差異法」です。 現代のデータ分析だけでなく、ビジネス上の...
「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」 (光文社新書、2020/7/15)という書籍が出版されました。 AI技術でモノクロ写真をカラー化し、そのカラー化を、その時代を知る人の記憶などを手掛かりに修正する、という...
データ活用が進む中、ダイナミックプライシングの動きが、活発化しています。 ダイナミックプライシングとは、需要と供給のバランスを考え、動的に価格を設定することです。 航空機のチケットなどが有名です。 実際は、最終的に手作業...
データ分析・活用(データサイエンス実践)をするとき、「お困りごと」から始めるのが正攻法です。 誰の「お困りごと」かといえば、それはデータ活用をする現場の「お困りごと」です。 しかしながら、データ分析者やデータサイエンティ...
最近喜ばしいことに、データが蓄積される機会が増えています。 しかし、データがある程度蓄積されたとき、次のような問いがなされる場合があります。 「このデータに対し、どのような分析をすればいいの?」 「どの分析手法で、何が解...
データ活用が上手くいかない原因として、何があると思いますか? 江戸時代の剣豪・松浦静山の言葉に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というのがあります。 データ分析・活用(データサイエンス実践)も偶然上手く...
世の中不思議なもので、確実な足元に転がっている幸福よりも、存在するかどうか分からぬ桃源郷を目指すケースが少なからずあります。 データ分析・活用(データサイエンス実践)の世界も同様です。 目の前に転がっている成果の出やすい...
データサイエンスを実践するときのテーマ、要はデータ分析・活用のテーマですが、あなたの場合には、どのように決まっているでしょうか。 ざっくりエライ人から降ってきたテーマと、現場から湧き出てきたテーマがあります。 もちろん、...
ここ数か月の新型コロナの影響で、収益が急激に悪化した企業も多いことでしょう。 時系列解析の用語で言うと、下向きのレベルシフトが起こったことになります。 小難しい時系列解析を実施しなくても、集計ベースで分かることも多いです...
学んだこと、活かせていますか? ビジネスで、データ分析をやることになったとき、あなたならどうするでしょうか。 多くの人は、分析手法の知識や分析ツールの使い方を習得しようとします。 データ分析をするのだから、当然と言えば当...
同じファクト(事実)でも、そこから導き出される何かが、人によって異なります。 データ分析をしていると、このようなことは、よく起こります。 同じデータ分析結果に対し、どのように調理し味付けし、そしてアクションにつなげるのか...
データを分析することで、例えば次の2種類の情報を得ることができます。 レコメンド情報 モニタリング情報 レコメンド情報とは、どのようなアクションなどをすべきか、という情報です。 モニタリング情報とは、アクションした結果ど...
状況が読めないときほど情報を収集し、適切な状況判断のもと意思決定をし、状況の変化とともに柔軟に対応していくことが、求められることでしょう。 思惑や願望ではどうにもならないことも多いです。 ここ数カ月の新コロナ騒動などその...
データ分析なり予測モデル構築をするとき、今までの傾向がこれからも続く、という前提で実施している人が多い気がします。 例えば、昨年の同時期に売れた商品と、今年の同時期の売れる商品はほぼ同じであろう、と推測する感じです。 例...
データを使った災害予測は非常に難しいです。特に、自然現象が相手の天災は、データが揃わないという理由で、非常に難しいです。 ここ数カ月の新型コロナウイルスがそれに該当することでしょう。 例えば、1年前にこのような新型コロナ...
昨今の、新コロナウイルスという不測の事態により、先が見えない状況が続いています。 サイコロやじゃんけんと異なり、今後どうなるか分からないときの意思決定に、ゲーム理論を活用したデータ分析・活用をすることが多々あります。 今...