AutoML【TPOT】の準備

AutoML【TPOT】の準備

TPOTとは?

TPOT(http://epistasislab.github.io/tpot/)とは、pythonのライブラリのひとつです。

分類問題と回帰問題を解くことができます。

ペンシルバニア大学のRandal S. Olson博士が開発しました。

特徴量設計から学習までを自動化

機械学習の工程のうち、特徴量設計から学習までを自動化します。

これを使うことで、皆様はデータの収集・データのクレンジング・検証に時間を費やすことができます。

TPOTをインストールする前の準備

まずはTPOTの事前準備です。

Windows10とMac OSXの方は番外編Pythonの環境設定の記事をご覧になり、Anacondaのインストールをしてください。

今回は、Windows10で説明します。

TPOTのインストール

1.スタートメニューからAnaconda3を探し、Anaconda Promptoを開きます。

 

2.公式ドキュメントに沿って、TPOTを動かすのに必要なモジュールをインストールします。

Anaconda(condaコマンド)で以下のライブラリーをインストールできます。既にインストールされている方は無視してください。

conda install numpy scipy scikit-learn pandas joblib pytorch

pipコマンドで以下をインストールできます。

pip install deap update_checker tqdm stopit xgboost

 

 

3.TPOTをインストールします。

pip install tpot

 

 

4.Jupyter Notebookを立ち上げます。次のコマンドでTPOTをインポートしてエラーが出なければ、TPOTの準備は完了です。

from tpot import TPOTClassifier

 

 

次回

次回は実際にTPOTを使って分類問題を解いてみます。

ほんの2~3行書くだけで学習が終わるので、感動しますよ。

AutoML【TPOT】で分類問題を解く