新卒とともに私が配属された部署は、幸いにもデータ分析・活用の歴史の長い組織でした。 長年やっているということは、組織も人も一つの大きな武器になります。 歴史があるというだけで、その部署の存在や業務に対し、誰も疑念を抱かな...
「見える化」をすれば何とかなる、ということはありません。 日販や受注件数、コンバージョン数などの指標や、データ分析した結果を見ただけで、何かしら成果が出るほど、データ活用は簡単ではありません。 指標やデータ分析結果は、極...
私自身、非常に耳の痛い話しです。 データ分析結果を疑われるとき、それは現場を知らなすぎると呆れられるときです。 現場にいる人が自らデータ分析をしない限り、現場との乖離はどうしても生まれてしまいます。しかしながら、忙しい現...
あまりにもしつこいと、嫌われます。 「そのデータ分析の効果、おいくら万円になりますか?」 データ分析の売値を聞いているわけではございません。 この「おいくら万円」とは、データ分析を本格的に実施することで、どの程度の売上ア...
IT化して楽になるはずが、従来よりも余間暇が掛かっている。 IT化が進むほど不効率になる「IT化の不効率」という現象が、日本各地で見受けられます。特に企業内で。 例えば…… IT化で、紙で申請していたものを システム上で...
誰かを馬鹿にしているわけでも、自虐的になっているわけでももありません。 データ分析系の数理モデル(予測や判別、検知など)の精度に関する「呪い」です。 試行錯誤の結果、予測精度や判別精度を高めることは重要なことですが、それ...
ここ数年、統計学系のモデルよりも機械学習系のモデルに目が行っているように、感じられます。 どちらが良くてどちらが悪いというわけではありませんが、向き不向きがあるようです。 単に「当てる」というだけなら、機械学習系のモデル...
多くの企業が使っている表計算ソフトがあります。Excelです。 Excelは無料ではありません。有料のソフトウェアです。これほど浸透しているソフトウェアも珍しいのではないでしょうか。 単に表計算のためだけに使うのではあり...
データ分析組織(データサイエンス専門の組織)を作ったのに、データ分析が根付かない。 情報系や理学系の学生を新卒として採用したり、分析経験のある人を中途採用したり、人財強化したのに、データ分析が根付かない。 データ分析組織...
製造業であれITベンダーであれ、ある一定規模の企業体になると、どうしても製販分離という組織構造になる傾向があります。 つまり、役割分担として「つくる側」(製造)と「売る側」(販売)に分かれ、場合によっては別会社になってい...