ビジネス因果推論EconML

EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第10回)<br>「どれだけやるか」を決める、そして現場に載せる<br>(連続処置の限界効果と実務チェックリスト10項目)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第10回)
「どれだけやるか」を決める、そして現場に載せる
(連続処置の限界効果と実務チェックリスト10項目)

営業部長がこう聞きます。「うちの営業は、年に何回訪問すべきなんだ?」 集計では、年9回以上訪問した顧客の契約金額は0〜2回の顧客の3倍。「多いほど良い」と答えたくなります。 これまでの9回は「やる/やらない」の2値の施策...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第9回)<br>その結論、信じていいのか<br>(レビュー会の5つの質問にプラセボ検定と感度分析で答える)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第9回)
その結論、信じていいのか
(レビュー会の5つの質問にプラセボ検定と感度分析で答える)

手法を決め、数字が出て、資料を作りました。レビュー会でデータに詳しい役員がこう聞きます。「その422円、信じていいの?」 この問いに「頑健です」と答えてはいけません。答えるべきは「どういう条件なら覆るか」です。今回は第2...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第7回)<br>誰に配るかを決める<br>(SingleTreePolicyInterpreterに原価を入れて期待利益を出す)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第7回)
誰に配るかを決める
(SingleTreePolicyInterpreterに原価を入れて期待利益を出す)

第6回の1枚を見た上司が、次にこう言います。「で、何枚配る? いくら儲かる?」 ここで問いが変わります。これまでは「効果はいくらか」でした。今回は原価を入れて、「誰に配ると、いくら残るか」を答えます。クーポン1枚の原価は...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第6回)<br>エライ人に説明できる形にする<br>(SingleTreeCateInterpreterで因果フォレストを4行のルールに)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第6回)
エライ人に説明できる形にする
(SingleTreeCateInterpreterで因果フォレストを4行のルールに)

第5回の因果フォレストの結果を持って、エライ人に報告に行ったとします。 「効果は1人ひとり違っていて、1,000本の木(ディシジョンツリー)の平均で……」と言いかけたところで、こう返されます。「で、誰に配ればいいの?」 ...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第5回)<br>効果の差を生む変数はどれか<br>(CausalForestDMLに選ばせる)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第5回)
効果の差を生む変数はどれか
(CausalForestDMLに選ばせる)

第3回で「誰に効くか」を見るとき、X には購入頻度と休眠日数を入れました。なぜその2つだったのか。正直に言えば、「効きそうだから」という勘です。 実務では、その勘が外れます。今回は勘に頼らず、施策より前に決まっている変数...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第4回)<br>その変数、入れていいのか<br>(XとWの役割分担で答えが変わる)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第4回)
その変数、入れていいのか
(XとWの役割分担で答えが変わる)

ここまで3回、購入頻度と休眠日数を X に、会員ランクや流入経路を W に入れてきました。「なぜその振り分けなのか」は後回しにしてきましたが、今回がその答え合わせです。 (第1回)「クーポンを使った人ほど買っている」は本...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第3回)<br>平均の裏に隠れた「誰に効くか」を取り出す<br>(ATEからCATEへ)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第3回)
平均の裏に隠れた「誰に効くか」を取り出す
(ATEからCATEへ)

前回、クーポンの効果は 平均422円 と推定できました。 ここで一つ考えてみてください。 「クーポンは全員に422円ずつ効く」のと「効く人は800円、効かない人は0円で、ならすと422円」のとでは、施策の打ち方がまったく...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第2回)<br>コード7行で「本当の効果」に迫る<br>(LinearDMLでATEを推定)

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第2回)
コード7行で「本当の効果」に迫る
(LinearDMLでATEを推定)

前回は、クーポン施策の「本当の効果」が 413円 だったことを、答えを仕込んだサンプルデータで確かめました。単純比較の2,268円も、会員ランクで層別した594円も、正解には届きませんでした。 では、正解を知らない実務の...
EconMLで実践する ビジネス因果推論<br>(第1回)<br>「クーポンを使った人ほど買っている」は本当に効果か

EconMLで実践する ビジネス因果推論
(第1回)
「クーポンを使った人ほど買っている」は本当に効果か

クーポンを配った顧客の30日間の購入金額が、配らなかった顧客の1.8倍だった。 この数字を見て「クーポン施策は成功」と報告書に書いてしまう。 データ分析の現場で、最も頻繁に起きる間違いです。 結論を先に3行で書きます。 ...