無料のデータ分析環境 Google Colaboratory でRを使う

無料のデータ分析環境 Google Colaboratory でRを使う

Google Colaboratoryは、ブラウザから Python や R を実行できるサービスです。Jupyter Notebook のように使えます。

何も考えずにGoogle Colaboratory上でノートブックを作ると、Python3のノートブックになります。

Rのノートブックを作るにはどうすればいいのか? となります。

今回は、Google Colaboratory でRを使う2つの方法を説明します。

ノートブック新規作成URL

Google Colaboratory 上でノートブックを作成するとき、通常は以下のようにメニューから作成します。

 

もしくは、以下のURLを使いノートブックを新規作成します。

https://colab.research.google.com/notebook#create=true

このURLにアクセスすると、Python3の実行環境のノートブックが新規作成されます。

 

Rのノートブック新規作成URL

先ほどのURLに、languageパラメータを追加し、Rを指定すると、Rの実行環境のノートブックが新規作成されます。

以下、Rの実行環境のノートブック新規作成URLです。

https://colab.research.google.com/notebook#create=true&language=r

以下は、Rのコード例と実行結果です。ワイブル分布を出力しています。

 

ちなみに、Python2の実行環境のノートブックを新規作成したい場合は、以下です。

https://colab.research.google.com/notebook#create=true&language=python2

 

Python3のノートブック上でRを利用する方法

Python3のノートブック上で、一時的にRを強引に利用する方法もあります。

マジックコマンドの%%scriptを記載したセル内であれば、Rコマンドが利用できます。

以下、コードです。

%%script R --vanilla --quiet

 

以下、実行結果です。Pythonの例も載せています。

 

まとめ

Google Colaboratoryは、ブラウザから Python や R を実行できるサービスです。

何も考えずにGoogle Colaboratory上でノートブックを作ると、Python3のノートブックになります。

今回は、Google Colaboratory でRを使う簡単な方法を説明しました。

興味のある方は、試してみてください。